Imp(インプレッション)数とクリック率の重要性・上げるための方法【YouTube編】

企業向け

2022/10/04

Imp(インプレッション)数とクリック率の重要性・上げるための方法【YouTube編】

2021年12月時点での全世界利用者数が約20憶人にものぼるYouTube。実は、YouTubeの再生回数の増加にはインプレッション数とクリック率が大きく関わっています。今回は、インプレッション数とクリック率の重要性を紹介します。それぞれを向上させるための方法も紹介するので、ぜひ参考にしてください。

YouTubeにおけるインプレッション数とは

YouTubeにおけるインプレッション数は、サムネイルがユーザーに表示された回数を指します。ユーザーにインプレッションされて初めて動画視聴につながるため、インプレッション数が少ないと動画視聴回数を増やせません。

インプレッション数は、YouTubeが自分の動画をどれだけおすすめしてくれているかの指標にもなる値です。そのため、動画の再生数を増やしたい場合は、インプレッション数も意識する必要があります。

インプレッションに含まれるのは、YouTubeトップページやフィードに掲載された場合です。検索結果や次の動画として表示された場合も含まれます。しかし、外部サイトやメール通知内の動画は含まれません。サムネイルの表示が50%未満や1秒未満しか表示されていない場合は、インプレッション数としてカウントされないので注意してください。

インプレッション数を増やす方法とは

ここからは、YouTubeにおけるインプレッション数を増やす方法を詳しく紹介します。インプレッション数は、動画の総合再生時間とクリック率の評価で決まります。動画の再生数の増加にはインプレッション数が大きく関わっているので、再生数を増やしたい方はぜひ参考にしてください。

①トレンドを抑える

インプレッション数を増やしたい場合は、トレンドを抑えるのがポイントです。YouTubeがインプレッションする目的は、ユーザーを興味のある動画に誘導するためです。動画を出してもユーザーにとって需要があるものでなければ意味がありません。 

そのため、インプレッション数を増やしたい場合はしっかりとトレンドを抑えた動画を投稿しましょう。トレンドを抑えた動画は、YouTubeのおすすめ動画として表示されやすくなります。ユーザーはおすすめ動画に表示された動画を質の高い動画を判断するため、インプレッション数の増加につながります。 

さらに、インプレッション数が増加すると、その分動画を目にするユーザーも増加するので再生回数が増える可能性が高いです。インプレッション数を増やしたい場合は、ユーザーにとって需要のある動画を投稿するように心がけましょう。

②エンゲージメント改善

インプレッション数を増やしたい場合は、エンゲージメントの改善も重要です。エンゲージメントとは、高評価・低評価・コメント・チャンネル登録などです。なお、ユーザーからエンゲージメントをもらえる確率はエンゲージメント率と言われます。

エンゲージ率が高い動画は、それだけ多くのユーザーに見られているという指標になるため、広告の数が増えます。広告の数が増えるとYouTube側も儲けられるので、その動画をインプレションさせる機会が増えるといった仕組みです。

そのため、動画の内容にあえてツッコミどころを作ったり、コメント欄で質問や感想を募集したりしてエンゲージ率を高めましょう。

③外部メディアからの流入

インプレッション数を増やしたい場合は、外部メディアからの流入を増やす方法も有効的です。InstagramやTwitterなどからの流入が多いと、それだけ動画の質が高いと思ってもらいやすいです。そのため、他のSNSでもYouTubeに投稿し動画を積極的に宣伝しましょう。

④定期投稿をする

インプレッション数を増やしたい場合は、動画を定期的に投稿するのがポイントです。動画の投稿数が少ないチャンネルは、YouTubeに質が低いチャンネルと判断されやすく、インプレッション数が増えないよう意図的に操作される場合があります。

また、定期投稿をしていても、編集のレベルが低かったりユーザーが興味のないテーマを取り上げたりしているとインプレッション数は増えません。そのため、YouTubeを始めた手だとしてもある程度の動画が作れるようになっておくことが重要です。

YouTubeにおけるクリック率とは

クリック率は、YouTube上にサムネイルが表示された回数の中で実際にクリックされた割合を指します。YouTube全体では、インプレッションのクリック率の平均が4~5%程度なので、10%を超えた場合はクリック率の高い動画と言えます。

 クリック率の高い動画ほど再生回数が高くなるので、思わずクリックしたくなるような魅力的なサムネイルを作るのがポイントです。また、動画が答え合わせになるようなタイトルを付けるのも効果的です。

インプレッション数とクリック率の関係性

インプレッション数が多くなればなるほど、動画のクリック率も比例して増加する傾向にあります。しかし、インプレッション数が多かったとしても、クリックしたいと思う動画でなければ見てもらえません。 

動画が見られなければインプレッション数が下がってしまうので、クリック数を一定以上保つ必要があります。また、インプレッション数には総再生時間の多さも影響します。そのため、動画尺を長くすることと視聴維持率を高めることを意識して動画を作成するとよいです。

クリック率を上げるためのポイント

ここからは、YouTube上でクリック率を上げるためのポイントを紹介します。クリック率は、動画の再生回数にも影響する重要な要素です。クリック率を上げるためにはいくつかコツがあるので、クリック率を上げたいと考えている方はぜひ参考にしてください。

①チャンネルに統一性を持たせる

クリック数を上げたい場合は、チャンネルに統一性を持たせましょう。1つのチャンネルで複数ジャンルの動画を上げるのではなく、ターゲットを1つに絞るのがポイントです。チャンネルに統一性があると視聴者1人当たりの視聴時間が長くなるので、インプレッション数の増加にもつながります。

そのため、主婦に向けた料理系の動画や学生向けの勉強系の動画など、ジャンルとターゲットを絞って投稿しましょう。最初は伸びなくても、投稿を重ねていくとチャンネルのイメージが付いていくのであきらめずに投稿を続けてください 。

②タイトルとサムネイルを工夫する

クリック数を上げたい場合は、タイトルとサムネイルを工夫しましょう。視聴者が最初に目にするのはサムネイルなので、いかにサムネイルでユーザーの興味をひけるかがカギとなります。そのため、ユーザーの興味を引くようなインパクトのあるサムネイルを作成してください。 

また、クリック数を上げたい場合は、チャンネルのテーマに沿ったサムネイルを作ることも重要です。サムネイルに統一感があれば、サムネイルを観ただけで自分のチャンネルだと認識してもらえます。 

なお、ユーザーにインパクトを与えたい場合は、オレンジや黄色などのカラーを使ったり、特徴的なフォントの文字を使ったりしてサムネイルを作成するのがおすすめです。総再生時間や動画の視聴維持率もクリック率に大きく関わるので、ぜひユーザーの興味が引くようなタイトルとサムネイルを作成してください。

③既存の視聴者の関心を惹き続ける

クリック数を上げたい場合は、既存の視聴者の関心を惹き続けることを意識して動画を投稿しましょう。新しく動画を投稿して真っ先にインプレッションされる矛先は、過去に自分のチャンネルの動画を視聴したことのある人たちです。 

既存の視聴者のYouTubeのホーム画面や関連動画に表示されるため、クリック数を上げたい場合は既存の視聴者の関心を惹き続けることが重要になります。そのため、チャンネルに統一性を持たせたり恒例企画を設けたりして、既存の視聴者の関心を惹き続けましょう。

まとめ

今回は、インプレッション数とクリック率の重要性や上げるための方法を紹介しました。YouTubeで動画の再生回数を伸ばしたい場合は、インプレッション数とクリック率を意識した動画づくりが必要です。また、クリック率の向上には、ユーザーの興味を引くサムネイルの作成も重要です。インプレッション数とクリック率を向上させて、チャンネルを成長させましょう。